Mono Ludens

モノ・ルーデンス

★BROOKS C17 CARVED CAMBIUM

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今年の近畿の梅雨は、ちゃんと梅雨しております。(初出:2015/06/26)

つまりぐずついた日が続いている今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
この時期、毎晩毎晩、ツール・ド・フランスのおかげで夜更かしが続き、仕事はあくびをかみ殺しつつ、時々意識を失いつつ、ぼんやりと流している人も多いのではないかと思います。
私などその筆頭です。
さっきも稟議書を書いてたんですが、ふと気付くとタイトル書いただけで、内容が一文字も書かれておりませんでした。時計を見ると空白の記憶の時間が……。
すわ、アブダクションか?
などとパニックになりつつ、公式ガイドブックを持ってきたら良かったなあ、とつらつら考える日々でございます。

そう、日本が梅雨だってのに、ギリシアが国を挙げて「借りた金は返さないけど、それはそれとして、また貸してくれ?」なんて言ってきてるというのに、フランスは脳天気な事に自転車一色!
そんなフランスの自転車レースの落車シーンを肴にワインなどチビチビやりつつ、私個人も自転車一色だったり。
いやあ、友人Aが「体調管理の一環でクロスバイクを買ったよ」、という話を聞いたと思ったら、その数日後? には「やっぱ自転車はロードだよね、ロード」というロードバイク購入しちゃった話をしているのを見て「18年間リビングの片隅に飾っていたオブジェを復活させるぜ」的行動をとってしまった私です。
こっちはロードじゃなくて今さらのMTB。未舗装路なんて絶対走らないのにMTBっすよ。18年前の。
結果として「走れるようにするだけなら」って事でショップに丸投げして最低限の、それも殆ど消耗品の交換のみでお茶を濁そうとしているわけです。
が、しかし。
さすがにそれじゃかわいそう(誰が?)だな、ということで、気になっていたパーツをいくつか自分で交換すべく手配しておりました。
一つ目は既に紹介したペダル。バインディング用にも普通の靴用にも使えるリバーシブルタイプ。
Y3には標準で一目で安物とわかるフラットペダルに、トゥクリップとストラップがついております。
が、しかし。今さらトゥストラップ&クリップでもないだろう、と勝手に思ったわけでございまして。
というか、あぶないだろ、クリップとかストラップで足を固定しちゃ。
だって、1分事に信号機があるような所を走るわけですからね。その度にストラップ緩めて~締めて~とかやってられません。最初からゆるゆるにする手もありますが、それでもボーッとしてたら楽に転けられます。右側に転けたらクルマに轢かれてハイそれまでよ、でございます。
なので、殆ど見た目重視でペダルは交換する事に。
自転車パーツとしては比較的お手頃な価格である事もリプレイスに踏み切った? 理由の一つではあります。

さて、お次は18年前から一番気になっていたY3の欠点であるサドルです。
チョイ乗りでもわかるくらい、全くもってイケてないサドルなんです。
どれくらいイケてないかというと、BROMPTONの純正サドルの方が天国に思えるくらいイケてないんですよ。文句を言うと、「MTBだからサドルに体重かけるなよ、シロウトが」とか言われそうでムッとします。いや、何勝手にムッとしているんだかわかりませんが。
なので、いい機会だと思ってサドルを買いました。

言っておきますが、このサドルがいいとか悪いとかはまだわかりません。
というか、自転車パーツに於けるサドルとは、カメラ趣味に於けるバッグのようなものなのです。
そう。長い長い旅路の果て、みたいなものです。
だってあんなもの、試してみなくちゃわかんないんですよ。
あなたのケツには素晴らしくても私の「おいど」に合うとは限らない率99.9%なんですよ。

高校時代、自転車の申し子だった私は同じ悩みを持ってまして、結局のところ4つめだか5つめに手にい入れた、BROOKS Professional(でっかい銅鋲がついている方)という革サドルに出会い、自転車変えてもサドルはずっとそれを使って片道20分の通学はもちろんのこと、日帰り200km程度のロングランや、荷物満載の数泊のツーリングなどを快適にこなしていたわけです。
言ってみればお尻の友達。尻トモです。
枕が代わると眠れないなんて人がいますが、サドルが変わったら走れない、という感じです。

で、調べて見るとまだあるんですよ、BROOKS Professional。新約聖書に比肩する超ロングセラーですね。
なのでさっくりそれを買えばいいかもしれませんが、ここでちょっと迷いました。

1)残念な事に、私は高校生の時より体重が10kg増えてしまっている。
2)残念な事に、私は高校生の時より脚力が90%は落ちてしまっている。
3)残念な事に、私は高校生の時より断然めんどくさがりになってしまっている。
4)残念な事に、私は高校生の時より新しいも好きになってしまっている。
5)残念な事に、私は高校生の時には存在しなかったインターネットという武器を手にしてしまっている。

つまり「違うサドルを試したい」という事ですね、はい。
で、色々調べて「これは間違い率が低そうだ」と選んだのが、奇しくも同じBROOKSの最新サドル、C17 CAMBIUM、ただし穴空き、でした。
C17のCは、カンビウムのC、17という数字はBROOKS的なサドルの幅のサイズ。まあ17が標準だと思って下さい。ロードなどに乗っていて、ペダリングの邪魔にならないようにサドルは出来るだけ細い方がいい、という人はC15を選ぶといいでしょう。
CARVEDというのは、ノーマルじゃなくて、穴空きモデルという意味です。carveというのは「何かを刻んじゃう、という意味で要するに穴空けちゃいました、テヘ、という意味。決して「曲がっている」=curveではありません)
カンビウムの存在は実は発売時から知ってました。
BROMPTONを購入した時にサドルはそれに替えようかと15分ほど悩んだくらいです。
でも、しばらくはノーマルで乗るべし、と考えてスルーしていたのですが、今回調べて見るとそのCARVED=穴空きモデルが追加されていたようで、私は迷わずそちらにしました。
因みにカンビウムの意味は……一言で説明しにくいので興味がある人は調べて下しさい。調べても「なんでそれがサドルなの?」と思うかもしれませんが。
で、このカンビウムの一番の特徴は何かというと、「天然ゴムとオーガニックコットンで出来て」いるんです。Professionalみたいな分厚い皮じゃないんです。
詳細は、こんな感じ。

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★CAMBIUMシリーズとは★
7年の開発期間を経て、発表されたその革新的なサドルは、硬化天然ゴムと、繊維構造の薄い層によって強化されたオーガニックコットンキャンバスで作られ、 柔軟性とブルックス伝統の長期使用を可能にしたサドルです。独特の柔軟性、メンテナンスフリー、防水加工のサドルトップは ライダーに快適さと使いやすさを提供できるように設計されています。
ハンモックのような構造をしてるので、振動と衝撃を吸収しつつ ライディング時の快適性はまるでレザーサドルの様なパフォーマンスを生みだします。また、自然な外観と感触は、編み込まれたオーガニックコットン生地によるものです。 加硫処理されたコットンは雨や汚れ等のあらゆるものから完全に守るためにBrooks Numacを用いて防水加工されています。
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つまり、
1)ノーメンテ(保革油を塗ったりしなくていい)
2)防水(スポンジとか中にはいってないし)
3)長持ち(普通のPVCサドルと違って、地面に擦れても破れない)
4)製品説明読んでると、なんかロハスでエコっぽい?(意味不明)
ということなんですよ。
ストイックなロード乗りの人なんかはこんな重い(400g)サドルなんて絶対選ばないでしょうね。
でも、4年後のパリ・ブレスト・パリを目指す私にとって、ろんぐだいだぁす!にあこがれる私にとって、脚力がそもそもない私にとって、多少重かろうが、快適なサドルは何者にも代えがたいわけです。
むふふ。

だがしかし!
まだY3が戻ってきてないので乗り心地とかさっぱりッスよ。
全然合わなかったら笑うしかないっすね。(・∀・)

因みに接写のほうはM.ZD 8mm f/1.8魚眼