Mono Ludens

モノ・ルーデンス

☆プリアンプ選び

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プリアンプを考える際に、いちおう「決めごと」というか自らに「制限」を設けることにしました。
でないとまた迷走の度合いが深くなりますからね。
というわけで「うるとら5つの誓い」プリアンプ選び編

掟その1:高いモノは買わない
掟その2:安いからといって高いモデルの中古品も買わない
掟その3:めんどくさいからといって、TEAC UD-503は買わない
掟その4:めんどくさいからといって、TEAC AX-501は買わない
掟その5:いちおう今回はバランス対応にこだわってみよう

バランス、つまりXLRにこだわっているのはアンバランス(RCA)より音がいいという事よりもむしろ、心置きなく「ケーブルを長くできる」からです。
詳しい説明は省きますが、もともとコンサート会場とかライブ会場とか録音スタジオとかで、つまり「機器同士を繋ぐケーブルが長くならざるをえない」状況で使う事を想定されて出来上がった(たぶん)規格」なのです。
たぶん50cmとか1m程度だとRCAケーブルとXLRケーブルでノイズの差はあまりないと思います。でもこれが2mとか3m以上になるとRCAケーブルを使うのが気分的にためらわれるというか「ノイズ、盛大に載るんだろうな」というストレスがでてくるわけで。XLRはノイズを打ち消す構造になっているので10mとか20mとかアタリマエなんです(アタリマエなんだろうか?)。
普通の家のリビングで10mとか20mとか、マニアじゃないか切りあまり考えられませんけど、2mとか3mという距離に対して後ろめたい気分を感じないという点でXLRがいいんです。
高校時代に放送部におりましたので、XLRケーブルにシンパシィがあるというか信頼感があるというのもバックボーンとして持ってしまっているからかもしれません。

今回、機器追加で設置場所の問題があって、2m程度の距離が稼げると助かるんです。手持ちに2mのケーブルもありますしね。

という事で機器選択をはじめました。
が。
いわゆるピュアオーディオ系では、プリアンプという存在はある意味でディスコンになっていますね。
少なくとも私のような入門レベル、かつ少ないお小遣いで賄える価格帯のものは皆無と言っていい状況です。
10万円以下のアンプって全部「プリメインアンプ」です。
メインアンプはいらんのですよ!
つか、プリメインならSONYのTA-DA5300ES使えばいいだけですから。
TA-DA5300ESはたぶん、その辺の一桁台で買えるプリメインアンプよりよほどいい音がでるはずですからね(たぶん)
.

いきなり暗礁に乗り上げた私ですが、だからといってここで安易にUD-503に流れるわけにはいきません。掟に反するからです。AX-501なんてもってのほかです。だってプリメインアンプですから。

いったんアタマを冷やす為に、新しく導入したFOSTEX FE126Enを取り付けた中型バックロードホーンのエージングを兼ねてアニソンを流しながら「中音と高音は綺麗だけど、コイツ、低音が全くでねーな」なんてぼやきつつ、次の作戦を考えました。
そしてある曲が流れてきた時、解決方法が閃いたんです。
そのある曲とは「持ってけ!セーラーふく」
ご存じ? 「らき☆すた」のオープニングソングです。
この曲、曲自体は面白いというか楽しいというかそのバカバカしさが大好きなんですが、録音がひどいんです。なんというか、音域が狭い、音場が窮屈、なにもかもがオフっている感じ。
聞くたびに、「きょうび、シロウト録音でももっとハイクオリティなサウンドに仕立て上げるぜ。いったいマスタリングしたミキサー何やってんだよ?」なんて毒づくほどです。
私が買ったCDがたまたま不良品だったのかもしれませんが、他の皆さんはどうですかね?

問題はそこ。
「ミキサー何やってんだ」の部分です。
以前は候補に入れていたにもかかわらず、今回全く頭に浮かばなかったこの単語。
「そうだ、ここはミキサーでしょ」
です。
ミキサーをプリアンプとして使ってみようというアイディアですね。
アイディアというか、そうやって使っている人はけっこういますので真似してみようと。
さっそく物色です。

色々チェックしていると、ある事に気付きました。
「え? 意外に安い!」
初級、中級レベルのピュア・オーディオ機器としてのプリアンプは市場から姿を消していますが、その代わりのように入門レベルから中級レベル、はては金持ち、というかマニア向け? までズラっとあるじゃありませんか。
しかも入門機は激戦区のようで、各メーカーとも小刻みにラインアップしています。
「コレは!」
逸る気持ちを抑えつつ、とはいえもう導入して試すことは前提で色々とチェックしていきました。

ミキサーと一口に言っても色々あります。
モノが多すぎるので、闇雲に探して時間のムダ。
なのでここでも「私が求める条件」を付けてフィルタリングすることにしました。
1)XLR入力がある
2)XLR出力がある
これです。
というか、これだけ。
シンプルですな。でも、そもそも私とUD-501にはこれさえあればいいんですよ。
ミキサーなのでXLRは当然ありますが、あまりに入門用だとアウトプットはあってもインプット側が無かったりしますので、画像をチェックしてインタフェイスの確認を行いました。
で、決めたのがALLEN & HEATH(アレンアンドヒース)のZED6という入門用のミキサーです。
最初はYAMAHA(ヤマハ)とかROLAND(ローランド)、Mackie(マッキー)あたりを検索していたのですが、ALLEN & HEATHが安いモデルを出しているのを見て俄然やる気が? (・∀・)
アレヒことALLEN & HEATHは個人的に使ってみたいと思っていたメーカーなんですよね。昔の話ですが。なにせ放送部なので。
贔屓目、というかALLEN & HEATHモノの中から選びたいという気持があった事もあるのですが、同じ価格帯でチェックすると、私の視点ではALLEN & HEATHしか選択肢がないように思えました。
もちろんスペックだけの話です。実際には音を出すとマッキーの方がいい、ということは充分考えられます。
が、それでもやはりALLEN & HEATHで選ぶ事にしました。
なぜなら、同じ価格帯のライバル製品は、だいたい電源がACアダプター方式だったからです。
音響用ですから、できればここは内蔵電源のモデルから選びたいところ。ALLEN & HEATHは全て内蔵電源でした(たぶん)。
ALLEN & HEATHを買う事は決めました。
シリーズは色々ありますが、XONEとかMixWizardとかPAとかは基本的に高いのでパス。
特にXONEとかDJするわけじゃないですしね。
というわけで、主に値段でモデルを絞っていくと、自ずとZEDシリーズから選ぶ事になりました。
安物ですから音は当然XONEシリーズなどと比べていいはずはありませんが、謳い文句としては「上位機種と同じいい音鳴るよ」なので、ここはALLEN & HEATHを信じてみようかと(おいおい)。
で、ZEDシリーズ。
ZEDシリーズも色々あるんですよね。
たぶん基本的な回路は同じで、あとは入出力の数の差、エフェクトの有無などです。
純粋にプリアンプとして使いたいので、エフェクトなど不要。
入出力も多い必要は無し。
XLRの入出力が左右それぞれ1つずつあればそれでいいんですよね。
という観点からチェックすると、なんということでしょう。一番安い(たぶん)ZED6というモデルで私の要求は満たされてしまうじゃありませんか。エフェクトがつくと5千円アップです。要らねー。(・∀・)そしてラッキー。
なんと12000円。
アレヒが1万円ちょっとで買えるなんてすごくない? ひょっとしてケタ、見間違ってない?
などとはしゃぎつつ、ポチったところ、早速やってきました、ALLEN & HEATH ZED6。

さっそく繋ぎました、UD-501と。
さっそく聞きました、その音を。
0デシベル調整など適当に、取りあえずどんな(ひどい)音になるかを確かめたかったんです。
とはいえ夜なので、夜なのでまともな音量は出せませんから、評価はこれから、とういことで。

ま、第一印象的には……。
「こ、これは!?」

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