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モノ・ルーデンス

★夢のお告げで選んだ?【MINOURA ペアスタンド P-500AL-6S】

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久しぶりにバイク(自転車)ネタです。

実はこの春に引越をしました。
その後、全然片付いておりません。
今現在もダンボールの森の中です。
森の小径を通り、キッチンやクローゼットを行き来し、ビデオ干渉は未だに地べた(いや、床ですけど)に置かれたテレビの真ん前で膝を抱えて見ているような状況です。
共働きだとそんなもんです。
だいたいこの時期って忙しいじゃないですか。
おかげで毎晩遅くなるし、土曜日は出勤しなきゃだったり、日曜日にはなんだかんだで外せない用事があったりで食事もまともに作れていません。
まあ、ホームベーカリーのおかげでパンだけは自作しておりますが……。

今朝なんか出かける前に「あれ、マスクは?」と、出勤直前になって手持ちのマスクが尽きていることに気付く始末。
重度の花粉症の我々は、マスク無しで外に出るとたぶん死にます。
なので電車を1本パスする決断をし、マスクのストックが入ったダンボールを発掘する作業を行いました。
朝っぱらから。
出勤スタイルで。

出勤スタイルと言えば、未だに私のアームバンドの束が行方不明です。
うーむ。

そんなこんなで遅遅として進まぬダンボール整理ですが、この日曜日は「絶対にこれをやろう」と決心していた事を何とかやり遂げることができました。
それは、バイクスペースの構築(Part 1)です。

バイクスペースとは、要するにバイクを置いておく場所です。
取りあえずロードレーサー二台を置くスペースを確保し、保管状態に置く事が目標でした。
BROMPTON二台のスペースはまだ台分先になりそうですが、BROMPTONはいいんです。折り畳んでトートバッグに入れておけばちょっとしたスペースに移動しておいておけますからね。
しかしロードレーサー二台は引越業者の作業の邪魔になるだろうということで、取りあえずウォークインクローゼットの置くのスペースに入れ込んだものだから、さあ大変。
ウォークインクローゼットにモノを入れようとすると、まずはロードレーサーを出さないと話が始まりません。
しかしロードレーサーの前には段ボール箱の壁が。
さらに、ロードレーサーを置く為のスペースにももちろん段ボール箱の山があります。

つまり、ロードレーサーをクローゼットから引きずり出す為には、ロードレーサーを置く場所からダンボールを撤去し、さらにロードレーサーの前に立ちはだかる段ボール箱をも撤去せねばなりません。
しかし、そんなに大量の段ボール箱を移動できるスペースなどもはやありません。
強いて言えば通路? バルコニー? 玄関?
そうか、風呂場という手があったか!(ないない)

というわけでドミノ式移動を行う為に別の場所のダンボールの片付けなどを敢行し、結局ロードレーサーをバイクスペースその1に設置できたのは、大阪桐蔭高校が花巻東高校に19対0という「もうやめてあげて!」的な大差で勝利し、校歌斉唱しているくらいの時間でした。
ちなみに片付けをはじめたのは午前七時です。その間、大した休憩も取らず一心不乱に発掘と発掘したものの配置についての会議に費やされておりました。

引越の際、家具の配置などは事前に内覧会で綿密な現地踏査を行い、それを元に完璧な図面を作成済。そこに正確な縮尺を誇る? 平面家具模型(要するにフットプリント紙片ですな)などを用いて議論に議論を重ね、引越時には一分の狂いもなく引越業者さんに設置していただいていたので問題はないのですが、問題は既存の家具とは別のモノ。要するに新しいマンションに作り付けてある設備。
具体的にはウォークインクロゼットや靴箱。洗面室まわりの収納やシステムキッチン。あとはパントリーやバルコニー収納と言ったところでしょうか。
そう言えばマンションに床下収納ってありませんね。
実家には結構でっかいのがあってパントリー要らずで実に便利だったんですがね……。

にしても、ああ、腰が痛い。(´д`)

とと。
引越のグチを書いているといつまで経っても本題が始まりませんね。
まだまだ書きたいところですが、一つだけ。
引越なんてするもんじゃないですぞ。
体がガタガタになります。
あと、こういう時に同居人との価値観の差を改めてマジマジと突き付けられる感じで、意見の相違を調整し、決定を導き出すという一連の行為にものすごいパワーを使いますぜ。
まあ、ウチの場合は基本的に同居人の考えるとおりにしていただくスタンスなのでまったく問題は無いんですが、それでも「ええ? そうなの?」って思う事が一度や二度ではありませんからね。
我が家のように基本的に同居人が天使のような性格で、私の方はといえばその天使の従順な下僕ですから問題など発生しませんが、片方が天使で、もう片方が天使の下僕ではないご夫婦の場合はどういう具合に事が進んでいるんだろう? などとつまらない好奇心が膨らみますな。
「引越離婚」なんてことにならないように、皆さん理性と自制で乗りきって下さいませな。

ということで、バイクスペース構築の話に移りましょう。
旧居の場合、ロードレーサー保管については、1台はローラー台(MINOURA FG540 Hybrid Roller ハイブリッドローラー)に設置し、

ミノウラさんのWEBサイトから拝借しました。

もう一台はメンテナンス台(MINOURA RS-5000 クランプ型ワークスタンド )に置いて保管しておりました。

ミノウラさんのWEBサイトから拝借しました。

ローラー台はリビングに、メンテナンス台は別の部屋に、という具合です。
片方がローダー台を使う場合は、それぞれ入れ替える感じです。
リビングにローラー台を置いているのは、パーマネントに設置できる場所が現実的にはリビングしかなかったからです。
あと、ZWIFT(ご存じですよね、ズイフト?)をする際、リビングの大画面テレビをディスプレイとして使えるので快適、というか迫力があるというか、楽しいので。

とはいえ、食事をしていても何をしていてもリビングにいる限りローダー台に乗ったロードレーサーが目に入るのはなんとなくすっきりしません。
来客がある場合もなんとなくアレですよね。
もっとも滑降の話のタネというか話題になるので悪いばかりでもないんですが。

そんなわけで、新居は「バイクスペースありき」でチョイスしました。
なので場所はできました。
問題は「どうやって保管するか」です。
ローラー台も常時置いておくので、スペース効率を考えると平面置きではなく、空間を有効に使う方法、すなわち上下の二台置き方式にする事はすぐに決まりました。
問題は上下と言っても、どうやって(何を使って)保管するのか、です。
これについては、実際に引っ越す直前まで色々考えました。
何しろ新築マンションですからね。購入を決めたのは実際に引っ越す(というか、出来上がる)1年ほど前です。
そりゃあ、考える時間はたっぷりありましたですよ。
まあ、たっぷりありすぎて結局決定したのは本当に引っ越す2週間くらい前だったんですが。

最初に考えたのは、できるだけカネをかけない、つまり安く済ます方法。
引越しってマジでお金かかりますからね。
マンション代だけじゃ新居に移れませんし。
新居に合わせてどうしても色々と購入するものが発生しますから、そりゃあ、安くできるところは易くしたいのが人情ってやつでしょう。
で、最初に考えた最もローコストな案はこういう感じ。

◆2×4材を突っ張り棒としてそれにバイクハンガーを取り付ける方法

2×4(ツーバイフォー)材はご存じですよね?
それを床に垂直に立て、棚板のベースにしたりするパーツがあるんです。
2×4材を天井ギリギリまでの長さ(天井までの高さマイナス40mm程度)にカットして、そこにバネ入りの天井突っ張りパーツを噛ませて、テンションを上げるというまさに突っ張り棒。
安易に壁に穴を開けたりできない賃貸住宅で棚板を付けたり、テレビを壁掛けにする際のベースにしたりするDIY用パーツとして有名です。
これだと
1)2×4材 1本(ホームセンターで、2700mmくらいのがだいたい300~500円)
2)突っ張りパーツ 1セット(ホームセンターで、ざっと800~1000円)

平安伸銅工業株式会社さんのWEBサイトから拝借しました。

3)バイクハンガー 2セット(ピンキリですが、Amazonなどをちぇっくすると1セットだいたい2000~3000円くらい)

ミノウラさんのWEBサイトから拝借しました。

という感じで、かなりリーズナブル。
合計でも5100円~7500円。1万円あればお釣りでケーキセット二人分楽しめる感じ?
場所もとりません。
何しろ実際に床を占有するのは2×4材の断面くらいですからね。ルンバもさぞや掃除がしやすいことでしょう。

「おお、これこれ。これでいいじゃん。我ながらナイスアイディアですな」
という感じで自画自賛しつつ、ほぼこの案で決定しておりました。

が。
しかし。
実際に引っ越す直前になると、いろいろと面倒に? なってくるんですよね。
例えばこの案を吟味すると、いくつか欠点が見えてきます。

1)2×4材を性格に切り出す(長さを合わせる)必要がある
2)そもそも2×4材を買い出しに行く必要がある(他のパーツは通販で揃うが基本的にタダ同然? というか超安価な2×4を通販で買うのは価格面で現実的ではない)
3)パーツの取り付けとか、バイクハンガーの位置決め、取り付け等、簡易日曜大工作業を伴う為、面倒くさい(引越に持つに囲まれて疲労困憊の中で果たしてそんな作業を私ができるのか?、という意味あい)
4)2×4の接地面積は小さい。なのであまり強い張力をかけると、突っ張りパーツで天井に穴を開ける恐れがある(自分の腕前を信用していない、という意味合い)
5)垂直に立てていない場合、地震などが起きても本来の性能が発揮できないのではないか?(同じく自分の設置スキルに不安がある)

というわけで、2×4材を使った実にハイコストパフォーマンスな第一案は、約1年前に内定していたにも関わらず、引越2週間前になって旧居却下されるという事態に陥りました。

代案として候補に挙げたのはこれ。

◆言うなればアルミ突っ張りポール

その名もMINOURA バイクタワー20D

ミノウラさんのWEBサイトから拝借しました。

メーカーが既にちゃんと作ってくれているものなので、製品に対する不安はなし。よほどのバカでないかぎり、垂直出しに失敗もしないでしょうしバイクハンガーの位置もアジャスト可能ですから、「えいや」で一大決心をして穴を開ける必要もなく、現物合わせで調整が可能。
接地面も2×4より広いので天井に穴を開ける可能性もない……はず?

問題はコスト。当初の案の3倍くらいかかります。
もっともこの方式の製品はいくつもあって、けっこう安いモノも存在します。
でも、言っちゃ悪いですがこの手の製品に得体の知れないメーカーのモノは使いたくないというのが人情じゃないですか?
なので私の場合、購入するとしたらMINOURA謹製に限ると思っております。
盲目的にMINOURA製=最高! なんて思ってませんが、既にMINOURA製品はいくつも使っていて、その作りには信頼を置いてます。つまり安心感が違いますからね。購入した製品がたまたま不良品だったとしても、それはたまたま。何を買ってもたまたまはある。だったら安全・確実なところのたまたまの方が納得が出来るというものです。
そもそもマテリアルが2×4なんていう安物? じゃなくてMINOURA製の場合はアルミ押し出し材ですからね。知りませんが、安いヤツはただのアルミパイプや鉄パイプかもしれません。補強の入ったアルミ押し出し材だとしたら安すぎますしね。
あとはプラスα。MINOURA製品って見た目の剛性感に関しては「オーバークオリティ」感が漂うくらいですからね。値段は張るけど見た目の高級感も加味すると私としては充分納得できると考えております。

さて、あとはポチるだけ、と思っていたある夜のこと。
へんな夢を見たんです。
夢の中で、私はMINOURAのその突っ張りアルミポールに取り付けられた二台のバイクを眺めておりました。
すると突然視界が揺れました。地震ですな。
何度目かの大きな揺れが起きた時、それまで踏ん張っていた突っ張りアルミポールがついに耐えきれなくなり、びよよーんと外れてしまったのです。二台のバイクは投げ出され、なぜかチェストの下敷きになって折れてしまいました(折れるか?)。
阪神淡路大震災を体験している関係でしょうか、ごくごくまれにあの時に感じた揺れ感を伴う地震の夢を見ます。
今回は「これにしよう」とアルミポール式突っ張り棒システムに決めたその日に見ました。
なんというか、偶然なのでしょうけど偶然ではないと考えるのが人間です。
つまり、というか、おそらく私の中では「突っ張り棒」方式に対して100%の信頼感がないのでしょう。言い換えると「突っ張り方式」は心の底からは信用していないということなのです。

「うーむ」
珍しく目覚めが悪かった私は、けっこう鮮やかに残っている夢の感触を反芻しながら考えました。
「夢のお告げ(?)」に従って、MINOURAの突っ張りアルミ棒方式はやめるべきか。深層心理を映し出す夢などに負けず、理性を重視して「ポチ」を強行すべきか。

「どちくしょー! この私が!(どの私が?)こんなジンクス的な部分を理由に悩むとは!」

ってな感じで丸1週間ほど葛藤を行った末、結局「びよよーん」方式はやめることにしました。
ええ、夢というか深層心理の恐怖や疑念に屈したかっこうです。
というか、せっかくの新築マンションへの引越です。
ここはもう後顧の憂いなくすっきりとしたいじゃないですか。
いや、もし地震で倒れたりした場合、今度はものすごい後悔でまたぞろ深層心理がデカイ顔する可能性があります。
深層心理と戦うためにも、ここはアナザーチョイスを敢行するべし、という結論に達したのでした。

で、そのアナザーチョイスがこれ。

◆言ってみれば「二階建て自立スタンド」

その名もMINOURA P-500AL-6S ペアスタンド。

ミノウラさんのWEBサイトから拝借しました。

ええ、スタンドです。
なので突っ張りません。
バネなし。ということは絶対に「びよよーん」状態になりません。
大きな地震が来たら?
そりゃあただのスタンドなので倒れる可能性はありますね。
でも、そこがミソなんです。
大地震が来たら倒れるかも? という危機感こそが必要なんじゃないかと。
逆転の発想です。
「突っ張っているからある程度は地震に強い」
なんて考えは甘えというか自分を誤魔化して安心感を覚えているようなものなんじゃないでしょうか?
「地震が来たら倒れるかも」という危機感を常に持っている方が実は安全なのではないでしょうか?
「まあ、大丈夫だろう」と考えるより「大きな地震は注意しとかないと」と構える方が実際は被害に遭いにくいと思いませんか?
慢心こそが災害の元凶です。
「備えよ常に」これこそが金言です。
つまり、普段からまわりに何も置かない。倒れた場合でも最小限の被害になるように工夫をしておく等々、常に軽い緊張感を有していることが大事なんじゃないでしょうか?

という結論にたっしたのであります。
で、結果として値段はどんどん高くなってしまいましたけど……。

そんなわけで扉の写真こそが、我が家のバイクスペースに設置されたスタンドと、そこに保管された二台のロードレーサーです。
モノは相当しっかりしています。
造りは単純で、単純だからこそ剛性も確保されている感じ。
決して新設とはいえないマニュアルですが、組み立ても簡単で、支えも何も必要なく、一人で充分でした。テレビというかAVシステムのチェックの為にセンバツ高校野球を垂れ流しながらのんびり組み立てましたが、20分くらいで組み上がりました。
必要な工具は同梱されてます(といっても5mmのアーレンキー1本ですが)し、よくできた製品だと思います。

本体の安定性ですが、空荷……というかバイクを掛けていない状態だと背が高いのでちょっと不安ですが、フックにバイクを引っ掛けると荷重がかかることにより安定する感じです。
バイクを引っ掛ける位置ですが、これはもう、各自現物合わせしてください。
調整幅は非常に広いです。
バイクフック部分はフレームに合わせて左右幅はもちろん調整できますし、我が家は二台ともスローピングフレームなのですが、ご覧のようにフックのハンガー部分の角度調整もある程度行えます。

我が家はどちらを上にしても下にしてもお互い干渉しない位置ということで、現在の位置をそれこそ現物合わせで調整して決定しました。
安定性を求めるならできるだけ下の方に設置する方がいいかと思いますが、我が家の場合はルンバが巡回する関係でクリアランスをある程度設けております。
また、ご覧のように開脚部分にルンバのベースステーションを置いてスタンド専有でデッドになっているスペースを有効活用している……つもりでございます。
ちなみに現在の我が家は未だにダンボールの森に阻まれており、ルンバが活躍するどころか通る余地すらございません。なので、この場所がベースステーションとして機能するのはもう少し先になる予定です。

ちなみにこのスタンドの前のスペースにローラー台を置き、もちろんZWIFT用の画面を目の前においてトレーニングする場所になっております。これでZWIFT中にリビングのテレビを占有する事は無くなりました。